2ntブログ
2012 02 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2012 04

スポンサーサイト

 【--//--】

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: スポンサー広告

Comments (-)Trackbacks (-) | トップへ戻る

三井澄花と四角い悪魔 感想

 【08//2012】


三井澄花と四角い悪魔 (電撃文庫)三井澄花と四角い悪魔 (電撃文庫)
(2011/10/08)
高遠 豹介

商品詳細を見る


もはや、一日一冊ラノベ読むのが癖になりつつある今日この頃。俺のライフスタイルにラノベの波が来てる。

 なれるSEからはじまったマイブーム、職業ラノベを読みまくろうというテーマのもと、この作品をゲマズで見かけたので買ってみました。四角い悪魔ってなんのことだ?と疑問に思うまでもなく、普通にクレカのことだろうということが背表紙でわかります。ちなみにこれで気づいたんですが、電撃文庫って背表紙にあらすじ書いてないんですね…気づかなかったわ。
 これもなれるSEのように現実の職業を元にした、本格的な実話っぽいネタとかあるのかと思いきやそんな事はなく、むしろわりと軽めなノリの本作。狙い目の年齢層がクレカを持つことが出来ない、高校生~大学生くらいだろうと思われるので、リボ払いとか支払いの説明など、社会人にとっては今更言うまでもないほどのことがきっちり説明されてたりします。
 簡単なあらすじ。
 大学生だった主人公(菱見勇司)は大学の友人から詐欺に会い、一千万円の借金を抱えてしまう。勇司はファミレスの店内で取り立て人に支払いの催促をされるが、収入のないただの大学生に一千万円などという大金の返済能力などあるわけがなく、途方にくれていると同じ店内にいた三井澄花に声をかけられる。
 そこで彼女は勇司の借金を肩代わりする代わりに、自分の部下として働いて欲しいと申し出るのだった。願ってもない申し出に勇司はその提案を受け入れると、トントン拍子に話は進み、カード会社の債権回収の仕事を任されることに。
 債権回収とか言うとものすごくダークなイメージがありますが、表紙からもわかるようにそんなことは全くなく、むしろ舞台が会社になっただけの学園ラブコメに近い様相でした。ノリも明るいし、あーどうしようもねえ仕事したくねえ~みたいな現実的悲愴感がない。や、現実の社会人がみなそうだとはいいませんが、なんとなくブラックなイメージあるじゃないですか、こういう職業って。
 メインヒロインの三井澄花はちょっとお調子者で仕事の能力も高い、学園ラブコメで言えば生徒会長みたいなキャラですね。なぜかセリフがCV安玖深音で脳内再生されちゃうような明るくて可愛らしい感じがいいところ。“&”の麗に似てるかも。イメージがかぶる。
そして同じオフィス内で働く女子社員は、斎田莉奏奈(さいたりそな)というきょぬーのお姉さま。なんだこれ俺もこの会社入りてえ。
 え~話は変わりますが、登場人物のキャラ名がマジでストレートすぎてなんだか笑えますねwさいたりそなって…どう見ても銀行名。菱見も三菱からだろうし、三井澄花はシスコンの兄貴がいて、名前が澄斗(すみと)なのでどう考えても三井住友です。しかも金持ち設定だからモロにそうですね。祖父も名前だけ出てきますが、名前が美座之介(びざのすけ)らしい。VISAカードだろうがかなり無理があるwそういうウケ狙いなところもこの作品の雰囲気作りの一助となっていると思いますね。
 まあ、結構楽しめたかな。ギャルゲー的要素が比較的強くて、挿絵も多分そういう感じを意識してると思われます。登場する債務者も女子高生(美少女)ときた。しかも、フラグがピンコ立ちときた。ああそう。もういいよ。
俺、ちょっと借金作ってくるわ!

Category: ラノベ

Comments (2) | Trackbacks (0) | トップへ戻る